ピアノ再開日記

子どものころ習ったピアノを50歳で再開しました。記録のためのブログです。

30年ぶりのピアノ再開

2020年の7月。昼休みに突然同僚から「ピアノ弾けます?」と訊かれました。

職場の古いアップライトピアノを一緒に弾かないか、というお誘いでした。

 

普段ならたぶん弾かなかったと思います。

4歳から高校2年までピアノを習っていましたが、ブランクが30年を超え、指が全く動かなくなっていたからです。

でも当時はコロナ禍でした。

外出は自粛ムード、職場でも飲み会はご法度、昼休みにも黙食が推奨されていました。

娯楽やコミュニケーションに飢えていたのでしょう。

ついふらふらと同僚について行き、記憶に残っていたソナチネアルバムの1番と、ショパンのワルツ7番(Op.64-2)を弾きました。

久しぶりに弾いたピアノからは、楽器ではないようなひどい音がしました。

しかしそこで何かのスイッチが入り、無性にピアノを弾きたくなりました。

 

時間と費用の捻出方法を一瞬考えましたが、翌月にはレッスンを再開し、その後3年経過したところで自宅に電子ピアノを購入し、今(2024年2月)に至ります。

ピアノ関係の支出は「無駄の極み」だと自覚していますが、ピアノを再開できてラッキーだったと思っています。